おーい、えび。

えびのたわごと

ケニアの暮らし

ケニアと金 あるいは初めてのカルチャーショック

筆者はケニアのスラム街が抱える様々な問題を研究テーマにしている。 これまでにも、スラムの衝撃的な衛生環境であったり、極貧の暮らし、身近な犯罪やギャングのこと、ドラッグのことなど、日本ではまあ遭遇することのない光景や話は山ほど見聞きしてきた。…

官僚から社会人博士への道 vol.16 ~正しいスラムの歩き方 実践編~

スラムの歩き方実践編。前編はこちらから↓ ooiebi.hatenablog.jp 基礎知識も身に付けたところで、いよいよスラムに足を踏み入れる実践編のアドバイスに進んでいこう。 1.一人では歩かない。 スラムで絶対に守らなければいけないことの第一位は、一人で歩か…

官僚から社会人博士への道 vol.15 ~正しいスラムの歩き方 基礎編~

筆者は官僚を休職して社会人学生をしている。学んでいるのは「スラム」についてだ。 現在の日本にはいわゆるスラムは存在しない。よって、スラムに関する知識が日本での仕事に役に立つことはほぼないだろう。 しかし、日本と対極にあるような世界だからこそ…

ケニア人の謎話術

研究でケニアにしばらく滞在している。日々ケニア人と戯れている中で、彼らの独特な話法に気づいた。 例えばこんな感じ。 Aさん:今日はカレーを作りたいと思う。にんじん、玉ねぎ、お肉にジャガイモとくれば、残る食材は……?? その他一同:(ハモって)カ…

留学4か月記念 ~博士課程やらケニアやら英語やら~

今日で留学4か月を迎えるので、思うところを書き残しておく。 まず英語。 IELTS7.0というスコアでイギリスに来たけど全然足りない。留学先でもなんとか生き残れる程度のスコアって聞いてたけど全然生き残れてない。 授業でちょいちょい挟まれるディスカッシ…

ケニア・ナイロビのごみ処分場が衝撃的だった話

ケニアの首都ナイロビにあるごみ処分場に行ってきた。 ナイロビは東京23区より少し大きいくらいの面積があり、そこにおよそ500万人(23区に住む全人口のちょうど半分ほど)が暮らしている。しかし、人口が多いということはそれだけごみも多い。 そんなナイロ…

ケニアの首都ナイロビに電動バスが走る日

僕が滞在しているナイロビにて面白いニュースを見つけた。 ナイロビの伝統的な交通手段であるマタトゥ(個人所有の小型バス)に電動化の波が来ているというものである。 ※引用元 edition.cnn.com 背景情報 ナイロビはケニアの首都で、その中心部の街並みはタ…